実況・解説用マイクの選び方

eスポーツ大会の視聴体験を左右するのは、映像の美しさだけではありません。むしろ「音」のクオリティ、特に実況・解説者の声の聞き取りやすさは、視聴者が配信を見続けるかどうかの重要な分岐点になります。

1. ダイナミックマイク vs コンデンサーマイク

配信者が最初にぶつかる壁が、この2種類の違いです。結論から言うと、eスポーツ大会の現場(特に自宅からの配信)ではダイナミックマイクを強く推奨します。

ダイナミックマイク(推奨)

コンデンサーマイク

2. XLR接続 vs USB接続

手軽さを求めるならUSBマイクですが、大会運営として将来性を考えるならXLR接続一択です。

3. 現場で選ばれている定番マイク3選

Shure SM7B(王道の配信マイク)

世界中のトップストリーマーや実況者が愛用するモデル。非常にクリアで太い声が録れる一方、周囲の音を驚くほど遮断します。ただし、音を増幅するために「Cloudlifter」などのプリアンプが必要になることが多いです。

Audio-Technica AT2020(コスパ最強の入門機)

コンデンサーマイクですが、1万円台でプロ級の解像度が手に入ります。静かな部屋で、ポップガードを併用して使うなら最高の選択肢です。

Shure SM58(頑丈で信頼性抜群)

ライブステージの定番ですが、配信でも優秀です。手に持って話すスタイルや、オフラインイベントの現場では、これほど信頼できるマイクはありません。

ポイント:マイク本体と同じくらい重要なのが「マイクアーム」です。キーボードの振動を伝えないためにも、机に固定するアームの使用をおすすめします。

4. OBSでの音声設定

良いマイクを買っても、設定次第で台無しになります。OBSの「音声フィルタ」で以下の3つは必ず設定しましょう。

  1. ノイズ抑制:「RNNoise」を選択するだけで、ホワイトノイズが消えます。
  2. コンプレッサー:叫んだときの音割れを防ぎ、小さな声を底上げして聞きやすくします。
  3. リミッター:音量が一定以上(0dB)を超えないようにし、視聴者の耳を守ります。

まとめ

まずは自分の配信環境(ノイズの多さ)を確認し、迷ったらダイナミックマイクを選んでみてください。聞き取りやすい実況は、大会の熱狂を何倍にも引き立ててくれます。

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