「大会を開きたい」と思ってから、実際に開催するまでの壁は高い。何から手を付ければいいかわからないまま当日を迎え、現場で混乱が起きるケースは珍しくない。
このページでは、e-sports大会運営を初めてやる人・まだ経験が浅い人に向けて、準備〜当日〜振り返りの流れを整理する。
1. 開催前の準備
ゲームタイトルとフォーマットを決める
まず「何を、どんな形式でやるか」を固める。チーム戦かソロか、オンラインかオフラインか、トーナメントかリーグ戦か。フォーマットによって必要なスタッフ数・配信構成が大きく変わる。
必要なスタッフ役割を洗い出す
- 全体統括(当日の意思決定者)
- 対戦管理(試合進行・スコア管理)
- 配信担当(OBS操作・実況・観戦席管理)
- 参加者対応(Discord・チェックイン)
4役を1人でこなすのは限界がある。最低でも「対戦管理」と「配信」は分けることを推奨する。
ルールドキュメントを事前に公開する
遅刻・接続切れ・チート疑惑——トラブルが起きたとき、ルールが文書化されていないと判断できない。開催告知と同時にルールドキュメントを公開し、参加者に確認させる。
ポイント:ルールに「運営の最終判断を優先する」旨を入れておくと、現場での意思決定がスムーズになる。
配信環境のテストをする
本番の1〜2週間前に、本番と同じ環境で配信テストを行う。特に確認すべきは以下。
- 映像・音声が正常に出力されているか
- ゲーム音と実況マイクの音量バランス
- 回線速度(アップロード帯域が足りているか)
- 配信プラットフォームの遅延を把握しているか
2. 当日の動き方
30分前集合・チェックリスト確認
開始30分前にスタッフ全員がDiscordに集合し、チェックリストを読み合わせる。「なんとなく大丈夫」で進めた結果の配信事故は多い。
試合進行と配信は常に同期させる
対戦管理側が「次の試合を始めていい」と判断するタイミングと、配信側が「準備できた」タイミングを必ずすり合わせる。この連携が崩れると試合が始まっているのに配信が止まる、その逆が起きる。
トラブル発生時の一次対応を決めておく
「接続が切れた参加者はどうするか」「配信が落ちたら何分待つか」を事前に決め、当日は機械的に動く。その場で議論していると時間が飛ぶ。
3. 終了後の振り返り
当日中に記録を残す
大会終了後、記憶が新鮮なうちに「うまくいったこと・失敗したこと」をドキュメントに書き出す。翌日以降は記憶が薄れる。
参加者にフィードバックを聞く
Googleフォームなどで参加者アンケートを取る。「また参加したいか」「改善してほしい点は何か」を定量・定性で把握することで、次回の質が上がる。
revideが作っているもの
上に書いた「配信準備の複雑さ」を減らすために、revideではeZroというツールを開発中です。OBSとの連携・複数画面の切り替えをブラウザ1つで完結させることで、配信担当の負荷を大幅に下げることを目指しています。
大会運営を楽にするツールに興味がある方は、revideへの参加もご検討ください。