e-sports大会の形式を決めるとき、「シングルエリミネーション」「ダブルエリミネーション」「リーグ戦」のどれを選ぶかで、試合数・所要時間・参加者の満足度が大きく変わる。形式を間違えると「1試合で終わって帰ってしまう」「時間が予定の2倍かかった」といった問題が起きる。
このページでは3つの形式の特徴と、参加人数・時間別の選び方を整理する。
1. 3つの形式の特徴
特徴
1敗で即脱落。試合数が少なく進行が速い。トーナメント表がわかりやすいため観戦しやすい。
向いているケース
参加者が多い(16人以上)・開催時間が短い・初心者が多いコミュニティ大会。
特徴
2敗で脱落。1度負けてもルーザーズサイドから復活できる。「1試合で終わり」にならないため参加者の満足度が高い。ただし試合数が約2倍になる。
向いているケース
参加者が8〜16人・時間に余裕がある・実力差が気になるコミュニティ大会。
特徴
全員と対戦する。最も公平な形式だが試合数が多く、8人でも28試合になる。スコア管理が複雑。
向いているケース
参加者が少ない(4〜6人)・複数日にわたる大会・リーグ戦形式に慣れたコミュニティ。
2. 参加人数別の推奨形式
| 参加人数 | 推奨形式 | 試合数目安 | 所要時間目安(1試合15分) |
|---|---|---|---|
| 4〜6人 | リーグ戦またはシングル | 6〜10試合 | 1.5〜2.5時間 |
| 8人 | ダブルエリミネーション | 14〜15試合 | 3.5〜4時間 |
| 16人 | シングルエリミネーション | 15試合 | 3〜4時間 |
| 32人以上 | シングルエリミネーション | 31試合以上 | 予選と決勝に分割を推奨 |
時間の計算:試合数 × 1試合の所要時間に加えて、試合間のインターバル(5〜10分)と不測のトラブル対応時間(30〜60分)を必ず加算する。「ちょうど収まる」スケジュールは必ずオーバーする。
3. トーナメント管理ツール
手動でトーナメント表を管理すると計算ミスや更新漏れが起きやすい。以下のツールを使うと楽になる。
- Challonge — 無料。シングル・ダブル・リーグ戦に対応。URLを共有するだけで参加者がリアルタイムで結果を確認できる。
- smash.gg(start.gg) — 機能が豊富。参加登録・スコア報告・配信連携まで一元管理できる。やや設定が複雑。
- Googleスプレッドシート — 完全カスタムしたい場合。手間はかかるが柔軟性が高い。
初めての大会ならChallongeがもっとも手軽に使える。
4. 試合進行中のポイント
- 次の試合の組み合わせを事前に告知しておく(「現在の試合が終わったら次は〇〇 vs △△」)
- 試合開始連絡から入室まで5〜10分の余裕を持たせる
- 予選・決勝でBO数を変える場合は参加者に事前周知する
revideについて
revideはe-sports大会運営・配信を楽にするツールを作る任意団体です。トーナメント進行や配信連携ツールへの意見がある方は参加ページからどうぞ。現在開発中のeZroも合わせてご確認ください。